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今度は他人様(ひとさま)
が憂いをお持ちの時、
困っていらっしゃる時、
悲しみをお持ちの時、
病気をお持ちの時、
その方の傍らを離れない。
同伴者となる、
というような言葉で表してもいいかと思います。
その人の病気を治してあげるわけでも、
悲しみを取り去ってあげる、
問題を解決してあげるわけでないけれど、
「大変ね」と言って、
「でも、
側にいるからね」と言ってあげる。
それがほんとに優しい方のお姿じゃないかしら、
と思う時があります
渡辺和子